東電元副社長が懺悔告白「被災地運動家と関係を持った」

 東京電力ホールディングス(以下、東電)の元副社長・石崎芳行氏(64)が
「週刊文春」の取材に応じ、福島県内に住む被災者A子さんと不適切な関係に
あったことを認め、その後のトラブルについて語った。
「この半年間、悩み続けてきました。どうしたら死ねるのかという考えも頭を
よぎりました。ただ文春から取材の連絡がきたときに決心しました。もう洗い
ざらいお話ししようと。そのために昨日、会社に退職願を提出しました。会社や
家族、被災地の方々にご迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
 1977年、東電に入社した石崎氏は、福島第二原発所長や副社長を経て、2013年
1月に福島復興本社の初代代表に就任。昨年6月からは福島担当特別顧問だった。
東電の最高幹部であり、“福島復興の顔”でもあった石崎氏は、3月28日に辞表を
提出。同月31日付で福島担当特別顧問を退任している。

 石崎氏のお相手は50代の独身女性A子さん。彼女は福島や東京を拠点に、被災地
支援の活動を精力的に行う運動家でもある。A子さんが主宰する団体の活動は
マスコミに度々取り上げられ、震災復興に尽力したとして、「日本復興の光大賞」
を受賞したこともある。
 15年7月、東電の復興本社があったJヴィレッジで2人は出会った。翌16年4月に
男女の仲となり、交際は1年半ほど続いた。
 だが昨年11月頃から2人の関係は悪化。A子さんが石崎氏に対し、〈口止め料、
精神的慰謝料5000万で手を打ちましょう〉〈子孫の代まで汚名を背負わせる〉と
いった内容のメールを送る事態となった。(略)

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