詳報(21)江田憲司氏「なぜ政治の問い合わせあったと言わない」 佐川宣寿氏「申してます」
http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270088-n4.html

江田氏
「あなたの判断で政治家の関与は一切ないと答弁したんですね」

佐川氏
「私の判断というか、理財局としてその貸し付けとか売却の経緯は記録を見ながらやっているわけでございますので、
そういう中でそういう不当な働きかけといったものはなかったというのを局内からきちんと聞いた上で答弁をしたということでございます」

江田氏
「先週金曜の財金委員会で私も太田局長に聞きましたが、元々の答弁資料は、政治家からの不当な働きかけはなかった。
ただ、政治家を含めて一般的ないろんな問い合わせはあったというものだった。
それを最終的には佐川局長が判断して、ああいう答弁をされたという答弁をいただきました」
「ですから一切ないとね、不当な介入はない、それから問い合わせはあったという答弁であればね、
その後こういうことが起きてても、かろうじてなんか逃げ道があったかもしれない。
それをあなたはむしろね、逃げ道を封じてああいう答弁をされたということは、どなたかからそういう、
一切政治的な関与はないという答弁をすることで責任を逃れようという、政治側からの関与があったということじゃないですか」

佐川氏
「大変恐縮でございますが、私の昨年の国会での答弁は、不当な働きかけは一切なかったと申しております。
ただ、一般的に国有地の売却ではさまざまな問い合わせがあって、政治家、政治の側からの問い合わせも含めてありますという答弁をしております」
「従いまして、問い合わせそのものについては、さまざまな問い合わせがあるけれども、不当な働きかけは一切なかったという答弁をしておりまして、
今ちょっと委員がおっしゃった、一切何もかもなかったかのようなことはちょっと私の記憶ではなかったというふうに考えております」