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寒冷地とされている地域の住宅では瓦を使用した住宅は少なく、特に北海道では、
塗装鋼板葺き屋根の住宅が98%以上を占めています。雪にも強く、鋼板葺きは
積雪地域に最適な資材といえます。

北海道をはじめとする積雪地域では、屋根に積もった雪による落雪事故を防ぐための
構造屋根、「無落雪屋根」が主流となっております。

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構造として、若干中央部に向かった傾斜がある屋根で、中央部分には排水経路がある
フラットルーフなどで作られたデザインの屋根です。その地域の積雪量に耐えられるように
設計されており、暖かい天候の日などで自然融解された雪を排水する仕様です。

これにより、積雪量が多い地域などでは雪下ろしをする手間や災害を削減したり、
住宅付近にある塀や車などへの降雪災害をなくす効果があります。
中には発熱させて雪を溶かす、融雪屋根にしているおすまいもあります。

北海道をはじめとする寒い地域では、雪は下ろさずに溶かすもの、という認識が強い地域です。

http://www.nkym.co.jp/category/colddistrict/