削除文書、新たに見つかる 財務省、価格交渉を示唆

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改竄問題で、財務省は19日、「決裁参考メモ」とする文書1枚を削除していたことが新たに分かったとして、参院予算委員会理事会に提示した。
文書は森友側との事前の価格交渉をうかがわせる内容。太田充理財局長はこの日の参院予算委で「17、18日に気付いた。事務方のミスだ」と説明した。

 財務省によると、メモは「森友学園事案に係る今後の対応方針について」と題した書面で、平成28年4月に作成された。
国と学園側が同6月に国有地の売買契約を結ぶ際の決裁文書「売払決議書」に、当初は含まれていたという。

 太田氏は決裁文書改竄が日常的に行われていた可能性を問われ「そうではない、と言えないようなことが起きているのは事実」と否定しなかった。

http://www.sankei.com/affairs/news/180319/afr1803190008-n1.html

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