オウム死刑囚を移送=収容先の東京拘置所から−法務省

 地下鉄サリン事件などで死刑が確定したオウム真理教の元幹部の一部について、法務省が14日、収容先の東京拘置所から他の拘置所に移送を始めたことが分かった。1月にオウム事件の刑事裁判が全て終結したのを受けた措置。

 一連の事件では、元代表松本智津夫死刑囚(63)ら13人の死刑が確定。関係者によると、東京での刑事裁判が確定したため、死刑が執行できる名古屋や大阪など別の拘置所に分散して収容する必要があると判断したもようだ。
 同省は今後、死刑執行の順番や時期について慎重に検討する。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031400329&;g=soc