12日も護岸作業継続 安倍内閣の強硬姿勢批判

米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で12日午前、辺野古沖では護岸整備の作業が続いた。

 新基地建設に反対する市民らは海上と基地ゲート前の両面で抗議の声を上げた。辺野古沖のK2と呼ばれる護岸付近ではカヌー14艇が「海を壊すな」と工事の停止を求めた。

抗議船の船長は「国会での森友問題にあるように、時の権力者が都合のいいように法律を曲げることは許されない。ここの作業も本来やってはならない違法工事だ」と訴え、安倍内閣の強硬姿勢を批判した。

抗議団によると、カヌーに乗って反対を訴えた市民と海上保安庁のボートが接触した際、衝撃で市民が首の痛みを訴えているという。

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