トヨタのチーフエンジニアが、新型「スープラ」は直列6気筒ターボ・エンジンを搭載し、MTの設定はないと明かす

今年のジュネーブ・モーターショーで長く待ち望んだトヨタ「スープラ」がついに復活した。市販モデルの詳細については一切発表されていないが、
この「スープラ」とトヨタ「86」を開発したトヨタのチーフエンジニアである多田哲也氏がいくつかの情報を明らかにしてくれた。
良い点も悪い点も含めて。新型スープラはターボチャージャー付き直6気筒エンジンを搭載するが、残念ながらマニュアル・トランスミッションは設定されないとのことだ。

我々はずっと新型スープラのボンネットの下にどんなエンジンが搭載されるのだろうと推測してきた。
BMWとの共同開発は(スープラはBMWの新型「Z4」と少し類似しているだけではない)、我々に直列6気筒エンジン復活の希望を与えてくれた。
多田氏は直列6気筒エンジンでないスープラはスープラではないと断言し、さらに新型スープラは比較的チューニングしやすいクルマになると語った。
ただし、標準状態でどのくらいのスペックになるのかはまだ不明だ。

そして新型スープラにマニュアル・トランスミッション(MT)は設定されないようだ。スープラのファンはMTを強く求めていないと多田氏は言うが、我々にはちょっと信じがたい。
新型スープラが搭載するのはBMW製エンジンになりそうだから、ZF製8速オートマチックか、あるいは7速デュアルクラッチ式が組み合わされるだろう。

http://jp.autoblog.com/2018/03/09/toyota-supra-turbo-six-no-manual-confirmed/