【台北・福岡静哉】東日本大震災の発生から7年を迎えた11日、被災地に200億円超の義援金を送った台湾の人たちに感謝を伝える催し「謝謝(ありがとう)台湾」が北部・新北市であった
。台湾在住の日本人留学生が中心となって毎年、開催しており、大勢の市民が訪れた。
ステージでは、被災地の人々が「謝謝台湾」「台湾に恩返しをしたい」と感謝の言葉を述べる様子が映像で流された。震災が発生した時刻には、
宮城県南三陸町の追悼式会場と生中継でつなぎ、参加者全員で黙とう。続いて同町職員が中継で「台湾の皆様からの支援は病院の建設に役立てられました」などと紹介した。
会場では来場者が復興への祈りを込めて被災地へ送る鶴を折った。被災地へのメッセージを書くコーナーも設けられた
。実行委員会副代表の谷井研輔さん(21)は「感謝の気持ちを忘れず、今後もこの活動を続け、日台の絆を深めていきたい」と話していた。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000033-mai-soci