【ソウル時事】北朝鮮訪問を終えた韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長は6日の記者会見で、北朝鮮側と南北首脳会談を4月末に板門店で開催することで合意したと明らかにした。

 首脳間のホットライン設置でも一致。北朝鮮側は非核化問題協議や米朝関係正常化のため、米国と対話する用意を表明した。

 北朝鮮は対話が継続している間、核実験や弾道ミサイル発射を凍結する考えを示した。さらに北朝鮮は朝鮮半島非核化の意志を明確にし、
北朝鮮に対する軍事的脅威が解消され、体制が保証されれば、核を保有する理由がない点を明確にした。

 南北首脳会談が実現すれば、2000年、07年に続く3回目となる。金正恩朝鮮労働党委員長が権力掌握して以降では初めてとなる。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00000125-jij-kr