逮捕から6カ月…何をしていたのか。朴槿恵(パク・クネ)が韓国の裁判に“絶望”している理由

https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20171020-00077108/

ただ、それでも興味深いのは、朴前大統領が韓国における裁判に“絶望”していることだ。

「政治的外圧と世論の圧力をはねのけ、憲法と良心に従って裁判をするだろうという裁判部に対する信頼は、もはや意味がないという結論に達した」

「自らに対する拘束と裁判は政治報復であり、今後の裁判における判断も認めない」

「法治の名を借りた政治報復は、私で終止符が打たれるよう望む」

こんな発言が飛び出したのである。

これらの発言は国政介入事件に関連して、サムスングループの事実上のトップである李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が懲役5年の有罪判決を下されたことも影響しているのかもしれない。

というのも、李副会長の一審判決で裁判所は「朴前大統領に対する具体的な請託はなかった」としながらも、「心の中で請託を行った」として実刑を宣告したのだ。