プロ野球の12球団とNPB=日本野球機構は、「スポーツ振興くじ」の対象競技にプロ野球を加えることについて検討していることが、関係者への取材でわかりました。

球界関係者によりますと、21日、NPBと12球団の代表者が会合を開き、「スポーツ振興くじ」の対象競技にプロ野球を加えることについて、検討していくことを確認したということです。

「スポーツ振興くじ」をめぐっては、平成27年に超党派の国会議員で作るスポーツ議員連盟の作業チームがプロ野球を対象競技にするかどうか検討したものの、
当時、球界では慎重な意見が多く、また巨人の選手による野球賭博問題もあり、実現には至りませんでした。

サッカーのJリーグなどを対象に行われる「toto」など「スポーツ振興くじ」の収益金は、スポーツの団体などの助成に使われているほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて「新国立競技場」の整備に使われています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180222/k10011338461000.html