焦るジョコ氏「日本と赤い糸」 中国頼みの開発進まず

 インドネシアが日本への接近に傾いている。高速鉄道建設で日本案を蹴って中国案を採用するなど中国寄りとされたジョコ大統領だが、
建設は思惑通りに進んでいない。時間ばかり過ぎ、来年の大統領選挙が近づく。今年が日本との国交樹立60周年であることを受けた祝辞で
「赤い糸で結ばれている」と語るジョコ氏には、目に見える実績づくりへの焦りがのぞく。

 「早く計画を進めたい」。1月19日、首相特使としてインドネシアを訪…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26849250T10C18A2EA1000/