名古屋市は13日、国指定史跡の志段味大塚古墳(同市守山区)で、墳丘上に展示してあった埴輪の
複製品30個が壊されたと発表した。被害総額は約615万円に上り、市は愛知県警に被害届を提出した。

 市によると、壊されていたのは円筒や水鳥などの形をした埴輪で、大きな物で高さ約85センチ。
10日午前9時45分ごろ、見学に訪れた人が壊されているのを見つけ、市の職員が確認したところ、
展示してある約500個のうち、30個が壊れていた。9日午後に職員が訪れた際は、異常は見られなかったという。

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