融雪装置燃料の灯油が川へ流出 JR南福井駅 2018年2月13日

十一日午後五時十五分ごろ、福井市月見一のJR北陸線南福井駅で、
列車の進行方向を変えるレールの分岐器に熱風を当てて雪を溶かす装置の配管が折れ、
近くの川に燃料の灯油が流出しているのをJR西日本金沢支社社員が見つけた。

支社によると、流出量は推定約七百リットル。
同日午前八時半ごろ、JR貨物の社員が、装置の灯油タンクの残量がなくなっていることに気づき、
支社社員が現地を確認して流出が分かった。

九日午後の除雪作業で、除雪車の先頭にある線路の雪をかきだすウイングが、
配管とつながる吸気筒に接触し、破損したとみられる。
当時、周辺に一メートルほどの積雪があり、吸気筒が見えない状態だった。

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20180213/CK2018021302000020.html