タレントの出川哲朗を起用したテレビCMを大々的に流していた「コインチェック」。
1月26日、国内2位の仮想通貨取引所であるにもかかわらず、外部からのハッキングを受け、約580億円相当の仮想通貨の一種「ネム」を不正に引き出されたことが発覚した。

「仮想通貨取引所は、インターネットで売買をするため、不正アクセスに遭うリスクが伴います。
そこで、インターネットから切り離した“コールドウォレット”と呼ばれる場所で、仮想通貨のデータ管理をしなければなりません」

 とは、ITジャーナリストの三上洋氏。

「でも、コインチェックは、常時インターネットに接続状態の“ホットウォレット”でネムを管理していました。
インターネットで売買しつつ、管理するときにはインターネットから遮断しなければならないので、システム開発を行ったり、多くの人材を雇い入れる必要がある。
本来、リスク対策に費用をかけるべきなのに、コインチェックは知名度アップを図るためのテレビCMなどに投じていたのです」


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