訪日外国人を惹きつける 「わさび味菓子」の魅力
20年の東京オリンピック及びパラリンピックに備え、訪日外国人数「2000万人」が目指される中、
その数は着々と増え続けている。15年は1973万7400人に及び、前年比47.1%増しと大幅な伸びを記録した。
そんな訪日外国人を迎え入れるための土産が活性化している。特に外国人に人気なのが「わさび味」。
このわさび味を外国人向けに展開する菓子メーカーが増え続けている。
■「わさび味」が続々登場
そこで、最近わさび味菓子をリリースした菓子メーカーに、開発の背景を聞いてみた。
(中略)
■「わさび味」は外国人にとってどんな存在?
このわさび味は、外国人にとってどのような印象を持たれているのだろうか? 壺屋総本店の村本暁彦さんに、
新商品である「き花プティモ-わさび味-」の開発意図や背景、外国人たちの反応をうかがった。
「毎年、何か一つ新商品を出しているのですが、以前お蔵入りしていたわさび味を、
昨今のインバウンドの波に乗り、今のタイミングで出してもいいのではと思い立ちました。
すでに外国人に人気の他の北海道土産と対等に戦うためにも、“日本のわさび”という切り口で展開しました。
日本食が当たり前のように食べられているアメリカの飲食店では、わさびを寿司などにてんこもりにして
食べると聞いたことがあります。それくらい、海外でわさびはとても人気があるため、“北海道土産”というより
“日本の土産”として出すことで、日本を知ってもらうきっかけになればと思っています」
そーす
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訪日外国人を惹きつける「わさび味菓子」の魅力