https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180212/k10011325351000.html


茨城県笠間市の笠間稲荷神社で、長さ70メートルを超えるいなりずしを作る恒例の催しが11日開かれました。

笠間市では、名物のいなりずしで町おこしにつなげようと、毎年、巻きずし風にアレンジした特大のいなりずしを作る催しが開かれています。

ことしの催しにも家族連れなどおよそ230人が参加し、油揚げの中に、酢飯のかわりにそばを入れる地元の名物「そばいなり」作りに挑戦しました。

会場となった笠間稲荷神社の参道には、1000枚の油揚げと、30キロのそば、それに、きゅうりや卵焼きといった具材が用意され、参加した人たちは、巻きすの上に油揚げなどを乗せるとタイミングを合わせて慎重に巻いていきました。そして、最後に声を合わせていなりずしを持ち上げて完成させ、おいしそうに味わっていました。

ことしの記録は去年より1メートル以上長い73メートル85センチで、これまでで最も長くなったということです。

茨城県つくば市から参加した小学3年生の女の子は、「具がはみ出さないように巻くのが難しかったけど、とてもおいしくできました」と話していました。