平昌五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート男子の羽生結弦(23)=ANA=は、韓国でも
女性の追っかけがいるほど人気だ。11日、羽生がカナダ・トロントから
入国した仁川国際空港ターミナルには韓国人ファンを中心に日本人、
中国人など約150人が待ち構え、声援を送った。
なぜ日本人アスリートが韓国でこんなに人気があるのだろうか。
彼女たちと一緒に「ユヅ待ち」しながら取材した。

 羽生がさっそうと通り過ぎ、騒然となった仁川空港。一瞬、
目が合った感激を「ちょーやばかったです!」と興奮気味に話すのは、日本人ではなく韓国人女性だ。

 ソウル在住で飲食店勤務の姜(カン)ソミさん(24)は、
1週間かけてイラスト入りの応援幕を作って到着の4時間前から
待ち構えた。もちろん、羽生が大好きな「くまのプーさん」のぬいぐるみも持参。
「『再び韓国へようこそ。ユヅ君、頑張ってください』と声をかけたら、
こちらを見て、うなずいてくれたんですぅー」と声を弾ませた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180211-00000233-sph-spo