妻の顔を蹴るなどしてけがをさせたとして、大阪府警泉南署は11日、大阪市職員の笹山和孝容疑者(50)=大阪府阪南市尾崎町1=を傷害容疑で逮捕した。

逮捕容疑は10日午後9時40分ごろ、自宅で妻(45)の顔を複数回蹴るなどの暴行を加え、顔面打撲などの軽傷を負わせたとしている。
「蹴ったことに間違いはない」と容疑を認めている。同居する高校生の長男が119番し、笹山容疑者は酒に酔っていた。

同署によると笹山容疑者は妻と長男、次男の4人暮らし。
2014年2月に妻からDV被害の相談があったが、被害届は出されなかった。
日常的に暴力を振るっていた可能性もあるとみて調べる。

大阪市によると笹山容疑者は1989年採用で、現在は建設局南部方面管理事務所平野工営所主任。
永井文博建設局長は「誠に遺憾。事実関係が確認され次第、厳正に対処する」とコメントを出した。【村田拓也】

https://mainichi.jp/articles/20180211/k00/00e/040/253000c