容疑者として異なる男性のインタビューや映像を放送したり、放送時点では書類送検されていなかった
男性を「書類送検された」などとあたかも既成事実として放送したりとお粗末な限り。

 フジテレビは、BPOからの意見書に対し「重大かつ真摯に受け止め、再発防止に継続的に取り組んでいく」などと
コメントしたが、舌の根も乾かぬうちに故人誤報をしでかしたフジに対し、同委員会の川端和治委員長は「放送局として
事実をきちんと確認した上で放送する。
それがメディアの使命という文化を育ててもらいたい。気構えを持つような研修なり、なんなりもしていただきたい」と言及するにとどめた。

 放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう言う。
「3件ともにジャーナリズムを掲げるマスメディアにおいてあってはならないミスです。しかも、フジは大規模な編成・番組改革を
打ち出している真っただ中であり、『とくダネ!』はMCへの高額なギャラも含め、打ち切りが囁かれる筆頭格。
今後の番組存続を揺るがしかねません」
 自分たちの手で首を絞める事態を招いた「とくダネ!」。MCの小倉は気が気じゃないだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00000013-nkgendai-ent