2月7日 16時26分
去年秋の台風や低温の影響で野菜の高値が依然続いていて、白菜が平年の2倍以上の高値と
なっていることが農林水産省の調査でわかりました。

農林水産省は、白菜や大根など5種類の野菜について、スーパーなど全国470店舗の小売
価格を調査して毎週まとめています。

それによりますと、先週の全国平均の小売価格は1キロ当たりで白菜が350円と前の週より
3円値下がりしましたが、平年の2.2倍の高値となっています。

キャベツは351円、大根は290円で、それぞれ前の週よりも値下がりしたものの、
平年の1.8倍の高値が続いています。

野菜の高値が続いているのは、去年秋の台風21号や、その後の低温の影響で出荷量が
依然として少ないことが主な要因です。

農林水産省は「白菜の価格は早ければ来月半ばに平年並みに戻るのではないかと見ているが、
このところの低温がじわじわと影響を与える可能性もある」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180207/k10011319271000.html