「遅い、安全でない、検査不合格」ジャマイカ側の言い分

東京都大田区の町工場が開発した「下町ボブスレー」が平昌(ピョンチャン)五輪直前に、
ジャマイカチームから「使用拒否」を通告された。不採用の事情について、ジャマイカ・
ボブスレー連盟のクリスチャン・ストークス会長が朝日新聞の取材に答えた。

下町プロジェクトとジャマイカ連盟が契約を結んだのは、2016年夏。
「我々は下町の友人たちと、緊密に取り組んできた」とストークス会長は言う。

行き違いの始まりは昨年12月のワールドカップだという。
輸送トラブルで下町のそりが届かず、ジャマイカチームは急きょラトビア製のそりに乗った。

「すると驚異的に成績が伸びた。五輪出場権獲得へ大事な時期だった」とストークス会長は話す。
このそりに乗り続け、出場権を獲得した。

https://www.asahi.com/articles/ASL265R1DL26UTQP02Q.html