平昌冬季オリンピックは、選手だけでなく、政府代表団の数でも過去最多となる見込み。
92カ国・地域から2943人の選手が出場し、21カ国から高官級代表団が訪れる見通し。
うち16カ国の代表団が2月9日の開会式に出席し、韓国の文大統領はそのほぼ全ての国の代表者と2国間会談を行う予定だ。
一方、状況は毎日変わっており、韓国側は最終的にはるかに多くの首脳級が五輪に訪れると考えている。
先週、平昌五輪組織委員会の李煕範委員長は「あらゆる国の首脳が、自分たちが自国の選手をどのように応援し、
サポートしているのかを国民に示したいはずだ。これを考慮すると、平昌には最大45人の指導者が訪れると考えることができる」と発表した。

すでに日本の安倍首相と米国のペンス副大統領が平昌オリンピックに出席する意向を表明している。
中国からは、習国家主席の特使として中国共産党の韓正・中央政治局常務委員が出席する。
また韓国当局は、ロシアが国際オリンピック委員会(IOC)とすべての問題を解決し、高官を派遣することに期待している。
オリンピック開会式当日、文大統領は外国の全来賓のためにレセプションを開き、国連事務総長、ドイツやスロべニア、その他の首脳級と会談する。
なお北朝鮮代表団に関しては、そのメンバーや訪問日程は今のところ未定であり、彼らは現実に従って会談スケジュールに含まれるとみられる。
一方、その他の出席者らとの最終合意もまだない。

平昌五輪組織委員会広報部は通信社スプートニクに「組織委員会の高官級を担当するグループが出席者に関する情報をまだ正式に発表しておらず、
組織委員会内部にも非公式にでさえ伝えていないことを認める」、
「加えて私が知る限り、高官級を担当するグループは今後も自分たちの情報を誰にも伝えない計画だ。同情報を開会式前に開示するのか、
あるいは中央政府レベルで発表するのかを決める前に組織委員会が皆さんに正確な情報を提供することは恐らくできないだろう」と伝えた。

https://jp.sputniknews.com/opinion/201802064548983/
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