医療機関から要請される輸血用血液の量が、安定供給に必要とされる献血計画量を上回る状態が先月から続いている。
インフルエンザの流行に加え、寒さで外出を控える人が増えたことも原因とされ、県内の1月の献血人数は約5300人で例年の同時期を下回った。

1月下旬には県内を巡回する献血バスを1台増やしたが目標の採血量に達しなかった。このため、8日まで通常は午後5時半の
「献血ルーム・天文館」の受付時間を30分延長する。特にA、O型の400ミリリットル献血が不足しているといい、同センターは
「ぎりぎりの血液在庫では万が一に備えることが難しい」と話し、献血への協力を呼びかけている。

https://mainichi.jp/articles/20180203/ddl/k46/040/345000c
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