はあちゅうさん、告発後に浴びた批判 インタビュー詳報

一通りの嵐が過ぎ去り…

 ――ウェブメディアで被害を明らかにして1カ月がたちました。

一通りの嵐が過ぎ去りました。記事はたくさんの人に読まれ、心ないバッシングも受けました。
沈静化し、日常に戻りましたが、残念ながら訴えが人々の心の芯まで届いた実感は希薄です。
日本で「#MeToo」はムーブメントと呼べるほどの動きにはなっていません。
みんな一瞬はワーッと飛びついたものの、ほかの話題に関心が移り、あっけなく終わったのだとしたら悔しいです。

――そもそも、なぜ告発しようと思ったのでしょうか。

インフルエンサーになったからネットを使ってリベンジした、と受け取る人もいたようですが、復讐(ふくしゅう)が目的ではありません。
彼に「謝って」「償って」という感情はないんです。むしろ8年にわたり、ああ言えばよかった、こう逃げればよかったと自分を責め続けてきました。

親しくしていた編集者さんが彼…

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https://www.asahi.com/articles/ASL1S41QXL1SPTFC008.html