東京大学の暦本純一教授が、他のユーザーの体を利用して街中を移動できる技術「カメレオンマスク」を開発したと、情報サイト「VICE」が伝えている。
想定では、ユーザーが自分と似た体格の人を「代理人」として雇い、この代理人がユーザーの代わりに様々な行事に出かけるという。
このためには代理人がタブレット端末を取りつけた特別なヘルメットを装着する必要があり、このタブレット端末には映像通信を介して「原本」の顔が映し出される。
ユーザーはカメラを通して、代理人の隣で起こっていることを全て見ることができ、代理人の周りの人と話すことも可能だ。
ヘルメットを装着している代理人が、どのようにして移動したり自分の現在位置を判断したりするのかについては今のところ不明だ。
というのも、ヘルメットには外を見るための隙間が全く設けられていないからだ。

https://jp.sputniknews.com/science/201802034538164/
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