ロシア・ウラジオストックから北朝鮮の羅先特別市へ貨物を運ぶ貨客船「万景峰号」は燃料不足のためウラジオストック沖でSOS信号を出した。
ロシアの輸送会社「インベストストロイトレスト」の社長で北朝鮮の「万景峰号」用船会社「ロスコル」の代理人であるウラジーミル・バラノフ氏がスプートニクに伝えた。
バラノフ氏は「船舶はすでに3日間海上にいる。係留の許可が出ない。すでに1日半、動力が切れている。
今日9時35分(日本時間8時35分)、船長がSOS信号を出した。船舶には30人が乗っている」と語った。
バラノフ氏によると、船長は数日前にSOS信号を送ったが、反応がなかった。船舶はウラジオストックのチーハヤ湾にある。
船舶は北朝鮮へ粉、大豆油、米、小麦を運んでいたという。
先に国境警備隊は船舶へと向かったが、氷のため万景峰号に近づくことができなかった。
最新情報によると、現在、燃料を運ぶタンカーが燃料切れの万景峰号にすでに向かっている。

https://jp.sputniknews.com/incidents/201802034537619/