有名人の不倫スキャンダルを数々報じた『週刊文春』が逆風に立たされている。

きっかけとなったのは、音楽プロデューサー、小室哲哉の不倫報道だった。
報道後、本人が電撃引退を発表したことで、これまでは文春の不倫スクープを持ち上げた世間の風向きが一変。
「不倫は他人が糾弾すべきことか」「優れた才能がまた一つ消された」「他にも暴くことあるだろ!」。
読者だけでなく、芸能界や著名人からも厳しい声が上がり、炎上した。

当の文春側は、トークイベントに出演した同誌編集長が「不倫摘発雑誌のようにとらえられるのは切ない」
「こちら側の意図するものと、伝わり方に大きなギャップが出ている。予想できなかった」などと苦しい
胸の内を明かしたが、ネット上では今も文春叩きが鳴り止まない。スクープ連発で話題を集めた「文春砲」は
なぜ批判の的になったのか。

2016年、その文春砲の餌食となり、後に東京都知事を辞任した舛添要一氏は、オピニオンサイト
iRONNAに手記を寄せ、「不倫疑惑を報じる週刊誌などはパパラッチと同じ。読者の好奇心を刺激して
金もうけをたくらんでいるだけの話である」などと痛烈に批判。

また、心理学者の藤井靖氏は「なぜ日本人は芸能スキャンダルが好きなのか」という視点で“文春逆炎上”の深層を読み解く。
他にも、女性文化史研究家の佐伯順子氏や芸能ジャーナリスト、佐々木博之氏も論考を寄せ、文春バッシッングの背景を鋭く考察した。

 詳しくはiRONNA最新テーマ《「文春砲」が許せない》でお届けする。

http://www.sankei.com/entertainments/news/180202/ent1802020015-n1.html