「コインチェックはカス」、SBI北尾氏“衝撃発言”の真意
なぜ不正流出騒動に怒り心頭なのか
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「コインチェックは本当に初歩的な問題。まったくナンセンス。
最も腹が立つのは、システムにお金をかけるべきところを、
CMにばかりお金をかけていたこと。こういう輩はカス中のカスだ」

歯に衣着せぬ豪快な発言で知られるSBIホールディングス(HD)の北尾吉孝社長ですが、
この日はいつになく強い言葉が並びました。仮想通貨取引所「コインチェック」から
約580億円相当の仮想通貨が不正に流出した問題に、よほど腹を据えかねていたのでしょう。
さらに、まくし立てます。

「私には彼らが4百数十億円も返せるとは思えない。そんなにボロ儲けしていたのか。
そうであれば、ちゃんと税金は納めていたのか。
今どき現金でそれだけの額を払える会社は少ない。金融庁は徹底的に審査しないといけない」

ここまで厳しくコインチェックを糾弾する北尾社長。その発言の裏側には、SBIが描く壮大な野望がありました。