永山基準 知恵蔵の解説
日本の刑事裁判において刑罰として死刑を適用する際の判断基準。
1983年、連続4人射殺事件の被告だった永山則夫の第1次上告審判決で、
最高裁が2審の無期懲役判決を棄却した際に示されたため、永山基準と呼ばれる。
殺害された被害者の数が複数であることなどをその内容とし、
この基準が以降の死刑判決の適用に広く影響を与えている。