関電、青森市に事業所 県内初進出、70人雇用
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調印を終え握手する(左から)小野寺市長、床田代表取締役、月山常務執行役員、葛西部長=23日午後、青森市
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関西電力(本社大阪市)が料金収納の顧客データ登録業務を行う事業所
「青森ビリングサポートセンター」を青森市新町に6月開設することになり、
23日に県や市、委託会社と基本協定調印式を同市のホテル青森で行った。
関電関連企業の青森県進出は初。従業員70人程度の地元雇用を予定している。

調印式には関電の月山將常務執行役員、業務委託を受ける「フューチャー・コミュニケーションズ」
(本社大阪市)の床田宗隆代表取締役、県商工労働部の葛西崇部長、青森市の小野寺晃彦市長が出席した。

関電によると、業務内容は電力、ガス料金収納の口座振替やクレジットカードで支払う顧客のデータ登録。
電力、ガスの小売り全面自由化を受け、今後も登録業務の増加が見込まれ、
兵庫県西宮市にある関電の業務集中センターだけでは対応が難しくなると判断。
同センター業務の7割を青森市の事業所に移管するという。

調印式後の会見で月山常務執行役員は、立地先に青森市を選んだ理由について
「青森県民の勤勉さ、粘り強さに注目した。業務の品質と、
優秀な人材を確保しやすい点が決め手になった」と説明した。