米政府機関閉鎖で米軍ラジオが放送停止

アメリカ議会上院で新たな予算案を可決することができず、政府機関が一部閉鎖となったことから、国防総省が
日本を含む世界各地のアメリカ軍基地関係者などに向けて放送しているラジオがサービスを停止し、早くも
影響が出始めています。

アメリカ議会上院は与野党の対立が続いて、政府の暫定予算が切れる前に、新たな予算案を可決することが
できず、トランプ大統領の就任からちょうど1年となる20日、政府機関が一部閉鎖される事態となりました。

このため、アメリカ国防総省の傘下にある機関が運営し、日本を含む世界各地に駐留するアメリカ軍の
基地関係者やその家族などに向けてニュースや娯楽番組などを放送しているメディア、AFNは20日、
サービスを中断しました。

AFNのフェイスブックには「政府機関の閉鎖のためサービスは利用できません」というメッセージが
投稿されています。

実際にラジオ放送を聞くと、クラシック音楽の合間にサービスを停止しているという英語のメッセージが
流されていて、早くも政府機関の閉鎖の影響が出始めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180120/k10011295891000.html