「内向き志向の日本人」はすでに古い考え方だ
留学先として選ばれている国はどこなのかを見ていきたいと思います。不動の1位は、アメリカの2万0159人(前年1万8676人)です。全体の約20%を占めており、アメリカ人気は今後も続くと思われます。
2位から5位までを見ますと、2位オーストラリア、3位カナダ、4位韓国、5位イギリスと続きます。オーストラリアやカナダは治安が良く教育水準も高いイメージがあり、学生だけでなく親からも近年人気があるようです。
イギリスが昨年から順位を落としている理由として、やはりヨーロッパで発生していたテロの影響は拭えないでしょう。
さらに地域別に見ていきますと、最近のトレンドがよく分かります。ベスト3は、1位アジア3万3896人(前年2万6778人)、2位北米2万9035人(同2万6866人)、3位ヨーロッパ1万9100人(同1万7972人)という順番です。
アジアは、国別に見ても韓国(4位)中国(6位)、タイ(7位)、台湾(8位)、フィリピン(9位)とベスト10にも5カ国がランクインしており、マレーシアやシンガポールも人気が高いことから、今後さらにASEANを中心に伸びると予想されます。
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