「無理なハゲ治療」 ついに明かされたトランプヘアの真実
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9270.php
ドナルド・トランプ米大統領を語るうえで欠かせない独特なヘアスタイル。
一度見たら忘れられない個性的なブロンドの「トランプヘア」については、
これまでにかつらでないことが確認されてはいたものの、それ以上の真相はベールに包まれてきた。
しかし、1月5日にトランプ政権の暴露本『Fire and Fury: Inside the Trump White House』が発売。
これに記されたトランプの長女イバンカ・トランプの証言とされる部分で
「トランプヘア」誕生の謎が解き明かされている。
■無理なハゲ治療が裏目に出た
同書によると、トランプはハゲ治療の一環として頭皮縮小法という手術を受けたが、これがいけなかった。
毛のない部分の頭皮を除去し、そこに毛の生えた部分の頭皮を引き伸ばすことで
ハゲている面積を小さくする方法だが、英テレグラフ紙によるとトランプは術後に
毛流れが不自然になってしまった。頭全体の髪の毛は同じ向きで毛先は1カ所に。
そこをヘアスプレーで固めているそうだ。
同紙はトランプの髪型をスイーツに例え「奇妙なブランマンジェ」と言い得ている。(中略)
トランプはこれに加えて、脱毛症に効くとされるフィナステリドを服用しているという医師のコメントも出た。
■はげしく自毛アピール
今回の暴露本で「トランプヘア」の全容が明らかになったわけだが、
トランプはこれまでもかつら疑惑を強く否定してきた。2016年9月に出演したコメディアンの
ジミー・ファロンが司会を務めるトーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』では、
トランプは髪の毛をファロンにぐじゃぐじゃに触られている。
https://www.youtube.com/watch?v=kIGcosb22_Y
大統領選の共和党指名争いをしていた2015年には、サウスカロライナ州で開いた会見で
聴衆の女性を檀上に呼び、ここでも頭髪を触らせ確認させていた。
何かと疑惑の多いトランプだが、髪にまつわる謎は一旦収束する形になりそうだ。