15日午前1時15分ごろ、東京都葛飾区高砂の刀職人、吉原義人(よしひと)さん(74)が所有する茨城県八千代町新地の作業場から火が出ているのを近くに住む女性が発見し、119番通報した。
火は約1時間40分後に消し止められたが、木造平屋の作業場約150平方メートルが全焼した。

下妻署によると、出火当時、作業場は無人でけが人はいなかった。吉原さんや従業員らは昨年12月中旬以降、作業場を訪れていないという。同署が不審火の可能性もあるとみて原因を調べている。

吉原さんは現代日本を代表する刀匠の一人で、「吉原義人(よしんど)」として多くの名刀を作っている。

http://www.sankei.com/affairs/news/180116/afr1801160030-n1.html