2300万円の楽器が…
1月10日、ブラジル出身でイスラエルで活動中の音楽家ミルナ・ヘルツォーク(Myrna Herzog・66)がアリタリア航空に搭乗。搭乗前に所有していた楽器「ヴィオラ・ダ・ガンバ(viola da gamba)」を荷物に預けた。
この楽器は最も希少な楽器の1つで、オークションで21万2000ドル(約2360万円)を超えると言われている。

飛行機が満席なためヘルツォークは「取扱注意」のシールを貼ってくれと要請し楽器を預けた。

しかし空港到着後も一向に荷物は出てこなかった。スタッフに尋ねてみると「物が破損したかも」という回答が返って来たという。結局スタッフが持ってきた楽器はボロボロの状態で、
中だけでなくハードケースまでも粉砕していた。しかし航空会社側は責任がないと主張。

ヘルツォークはこの悔しさを写真と共にFacebookに1月3日と5日に2回に分けて投稿。彼女は「約40年間様々な国で公演をしてきた。ほとんどの機内には楽器を持って乗ることができて、
そうで無い場合は注意深く預かってくれて大きな問題はなかった」と投稿。その投稿は5万7000回以上共有され、複数のメディアが報じた。

騒動が大きくなると航空会社は「私達はヘルツォークに余分な席を提供しようとしたが、彼女は拒否した。規定に基づいて補償手続きを進める」と声明を公開。
しかしヘルツォークは「席を提供してくれたことなんて無かった」と反論している。


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