香川県さぬき市の養鶏場で鶏からH5型高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された問題で、県は12日夜、この養鶏場と、経営者や飼育員が同じ近くの養鶏場の計約9万2千羽の殺処分を完了した。
農林水産省は12日、ウイルスはH5N6型と遺伝子解析で判明したと発表した。
この型は今季、松江市で死んでいた野鳥から検出されていた。

殺処分は11日深夜に始まり、寒さや地面のぬかるみが原因で遅れ、県職員や自衛隊員らを増員して対応し、延べ750人以上が交代で従事した。

http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/20180112000695