【1月11日 AFP】女性22人を強姦(ごうかん)・殺害したとして終身刑を言い渡されたロシアの元警察官が、さらに59人の殺人を自供したことを受け、
シベリア(Siberia)のイルクーツク(Irkutsk)にある裁判所で10日、公判が開かれた。近年で最悪の連続殺人犯となる可能性がある。

 インターファクス(Interfax)通信によると、ミハイル・ポプコフ(Mikhail Popkov)被告(53)は、
1992〜2010年にさらに59件の殺人と1件の殺人未遂事件を起こしたと自供した。



81人の殺人で有罪となれば、「チェスボード・キラー(chessboard killer)」こと
アレクサンダー・ピチュシキン(Alexander Pichushkin)被告が殺害した48人や、
旧ソ連時代の最も残忍な殺人犯アンドレイ・チカチーロ(Andrei Chikatilo)が殺害した52人を上回ることになる。

 ポプコフ被告は市内の売春婦を追放する「清掃人」を自称していたと報じられている。(c)AFP/Anna MALPAS


ロシアの元警察官、新たな殺人自供 犠牲者80人超か
2018年1月11日 9:21 発信地:モスクワ/ロシア
http://www.afpbb.com/articles/-/3158078