どこにも説明がされていないマナーなるもので怒られが発生するのがきらいだ。
ルールの注意書きがあり、それを守らないことによる怒られはよくわかる。だけど、マナーなるものは、結局のところ「その場にいる人たちの暗黙のルール」であり、慣れない場ではマナーがどういったものであるかわからない。
(中略)
男性であれば見たことある人はいると思うのだが、公衆トイレの手洗い場で、アリバイのように指先に水をちょちょちょっとだけつけて手洗いにしているひとがいる。「手洗い」という行為はしているけれど、実際に手はよく洗われていない。
同じように、水風呂でも、桶で足元だけにちょちょっと水を掛けて入浴している人がいる。結局、全身の汗のほとんどは流されていないんだけど、一応ルールを守っているように見える。
手桶で水を掛けるときには、利き手のまわりに水を掛けわすれることがある。
ルールを形式上守っていても、そのルールによって実際にやりたかったことが実現されていないようなとき、面倒だからルール撤廃してくれないかな、と思う。
「サウナのあと水風呂に入る前には、全身の汗をもれなく流すこと」のようにルールを厳しくする手もあるが、実際守られるかどうかはあやしい。
そもそも、こういう一応ルール守る系の人はまだマシで、ルールガン無視系の人もそれなりにいる。
では、ルールを撤廃したとして、どうしたらルールをつくった人がめざす状態になるんだろうか。
(中略)
そもそも、汗をかいたままで水風呂に入ることの何が問題なんでしょう。
ふつうのあたたかいお風呂の場合、入浴中に汗をかいているはず。他のひとの汗が混じったお湯に入っても気になりません。水風呂だけ特別視されるのはよくわかりません。
水風呂の温度が上がることを嫌っているのだ、という線も考えたんですが、人体そのものが入る影響のほうが大きそう。
理由としては「なんとなく不潔な感じがする」といったところなんだろうけど、公衆浴場なんてそんなもんだよなあ、と個人的には思ってしまう。
(以下略)
長すぎるので以下ソース
http://buzz-plus.com/article/2018/01/09/cold-water-bath-of-the-public-bath/
http://cdn.buzz-plus.com/wp-content/uploads/2018/01/image11-1.jpg