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 姫路市延末の市中央卸売市場で5日朝、初競りがあり、競り人らが威勢のいい声を響かせ、今年の取引が始まった。

 午前4時40分から鮮魚卸売場で催された「初市式」には関係者ら約120人が参加。
石見利勝市長が「工夫を重ね、市民の台所を守っていただいているみなさんに感謝する。(2021年度中の)市場移転に向け、支援を続ける」などとあいさつ。関係者が万歳を三唱した。

 マグロの競りでは、インドネシア・バリ島近海やパラオでとれた計39本が並び、「さあ、いこう」の競り人の掛け声に、仲買人は小型の黒板に買値を書き込み、次々に落札していった。
最高値はインドネシア産のキハダマグロで、1キロ2800円と昨年(1キロ2690円)より高かったが、全体ではほぼ平年並みだという。