国土交通省は、タカタ製エアバッグのリコール対象車について、これまでの取組に加え、新たに、異常破裂する危険性が高い未改修車について、車検で通さない措置を講じることを発表している。

その措置は平成30年5月から行われるため、リコール対象車を利用していて乗り続ける場合は、車検が切れる前までにリコール修理を完了しておく必要があるのだ。

平成29年10月の国内の改修率は83.2%であり、約320万台の未改修車がある。また、自動車メーカー各社の主力車種が含まれており、その対象車種の範囲は広い。

今回の措置は、平成28年4月以前にリコール届出されているものであって、異常破裂する危険性が高い特定のインフレータを使用したエアバッグを搭載した未改修車(以下「措置対象未改修車」)が対象範囲となる。

対象車種の一部を挙げると、
(※年式・グレード・製造工場によって対象外の場合もある)

トヨタ:ヴィッツ、カローラ―系、ノア系、アルファード系、プロボックス系など
日産:キューブ、エクストレイル、ティアナ、フーガ、キャラバンなど
ホンダ:フィット、ストリーム、シビック、アコード、ステップワゴン、CR-Vなど
マツダ:アテンザ、RX-8など
三菱:i系、デリカ、パジェロ、ランサーなど
スバル:インプレッサ、レガシィなど
ダイハツ:ミラ、エッセ、ハイゼット系など
いすゞ:コモなど

が対象となる。(スズキは無し)

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