アップル、iPhone劣化問題で「1兆円」損失 バークレイズが試算
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180105-00019209-forbes-bus_all

ユーザーたちの間に、新しいiPhoneは購入から1年後には速度が低下するとの認識が広がれば、かなりの幻滅になる。
アップルも認めている通り、これは単に動作速度が低下するだけではないのだ。
ディスプレイが暗くなったり、スピーカーの音量が下がったり、カメラのフラッシュが動作しなくなることもある。

実際のところiPhoneオーナーのなかには、アップルに騙されたと感じている人がかなり多い。
今回の件に対するアップルの対応はこれまで通りのものだった。
アップルは消費者のために速度の低下措置をとったと説明している。
しかし、競合らはこれをアップルから顧客を奪うチャンスとみなし、
サムスンは購入から2年経過後の端末でも95%のバッテリー容量を保証すると宣言したほどだ。

アップルが直面するのは、短期的な売上低下にとどまらない可能性も高い。
iPhoneユーザーらはこれまでアップルの現実歪曲フィールドに閉じ込められてきたが、
今回の件を契機に、その魔法が通用しなくなってしまうのかもしれない。