東海理化は自動車向けのソフトウエア開発を手掛ける子会社
「東海理化アドバンスト」の人員を5割増やし、100人規模まで拡充した。
自動車のIT(情報技術)化や電動化に対応し、次世代のスイッチやキー
関連などの製品開発を加速させるのが狙いだ。今後の需要拡大次第でさらに人員を増やすことも検討する。

 東海理化は自動車で使うスイッチやキー、シートベルトなどの
安全製品を手掛ける。これらの製品ではエレクトロニクス関連の技術活用が
広がっており、今年から東海理化がシステムの設計を担い、
東海理化アドバンストがこのシステムに対応したソフトの設計を担う体制に変更したという。

 東海理化が8日開いた技術説明会で明らかにした。説明会では
ほかに手のジェスチャーを認識しナビゲーションシステムを操作する技術、
顔認証で自動車に乗っている個人を判別するセキュリティー技術などを紹介した。


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24426850Y7A201C1L91000/