米 去年の銃被害の死者1万5000人超 過去4年間で最多

アメリカで去年1年間に銃の被害に遭って死亡した人の数は1万5000人を超え、過去4年間で
最も多くなりました。ただ、就任からまもなく1年を迎えるトランプ大統領は銃規制に取り組む姿勢を
示しておらず、規制強化への道筋は見えないままとなっています。

3億丁もの銃が流通していると言われるアメリカでは去年も銃による犠牲者が相次ぎました。

10月にはラスベガスのホテルからコンサート会場に向けて男が銃を乱射して58人が死亡し、
アメリカで起きた乱射事件としては過去最悪となったほか、11月にはテキサス州の教会で男が
銃を乱射し、26人が死亡する事件が起きました。

銃による被害情報を集めている非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によりますと、
アメリカで去年1年間に銃によって死亡した人は自殺を除いて1万5486人でした。

これは前の年に比べて398人増え、過去4年間で最も多くなっていて、一日当たりおよそ42人が
銃で命を落としている計算になります。

こうした事態を受け、銃犯罪の被害者団体などからは銃規制の強化を求める声が高まっていますが、
アメリカ有数のロビー団体、NRA=全米ライフル協会の支援を受けてきたトランプ大統領は銃規制に
取り組む姿勢を一切示していません。

議会でも規制強化に消極的な共和党が多数派を占めており、規制強化への道筋は見えないままと
なっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180102/k10011277171000.html