「裁判員制度」の名付け親、松尾浩也氏が死去
「裁判員制度」の名付け親となった元法務省特別顧問で、東大名誉教授の松尾浩也(まつお・こうや)氏が1日午後9時ごろ、
胆管がんのため死去した。89歳。熊本県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行い、後日、しのぶ会を開く。

刑事訴訟法の第一人者。裁判の国民参加について検討していた司法制度改革審議会の2001年の会合で意見を聞かれ、
「裁判員」という言葉を初めて使った。

法制審議会会長のほか01年から15年間、法務省特別顧問を務めた。10年に文化功労者。

http://www.sankei.com/life/news/171204/lif1712040044-n1.html
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