エラちゃんはこの夏、自分の誕生日パーティに32人のクラスメートを招待したが、来てくれたのはたった1人だけだったという。
最近では、エラちゃんは休み時間に校庭で1人で過ごしていると学校側からも報告があったようだ。

「エラは、クラスメートからのクリスマスカードに『友達からもらった』ととても喜んでいました。
でも、クラスメートはエラの友達ではないことも私は知っているので、嬉しいと同時にやはり悲しい気持ちもあります。
娘は自閉症なので、人生は困難なチャレンジばかりです。でも心が痛むのは、やはり娘に友達が1人もいないということなのです。」

このように語るジェナさんは、自身のFacebookに「あなたの子供たちに、特別なサポートを必要とするクラスメートには
悲しみではなく喜びを与え、思いやりを持って接することを教えてください」と綴った。

この投稿は拡散し、ジェナさんは多くのユーザーらから励ましやサポートのメッセージを受け取った。
あるレストランからは食事を無料で提供するとオファーがあり、ある男性からはエラちゃんをチェスター動物園に連れて行ってあげると
いった申し出まであったという。また、多くの人からジェナさんのアカウントを通してエラちゃんへ素敵なクリスマスメッセージが届けられたようで、
ジェナさんは見知らぬ人々の思いやりに感謝の気持ちを述べた。また、テックインサイトの取材にジェマさんはこのように明かしてくれた。

「見知らぬ人々からの温かい言葉に娘は救われたといっていいでしょう。
今は私に『ママ、私もう嫌われるって思わないよ』と言ってくれました。今の娘はクリスマスをとても楽しみにしているし、家族も安心しました。」

ジェナさんによると、心無いクリスマスカードを送った少女の母親はジェナさんのアカウントに連絡し謝罪してきたそうだ。