https://news.biglobe.ne.jp/international/0509/rec_170509_0164014978.html
2017年5月4日、韓国・東亜日報によると、日本に進出した唯一の韓国車ブランド・現代(ヒュンダイ)自動車の昨年の日本市場での販売台数は180台で、
うち乗用車は7台、残りはすべてバスだった。
一方、日本車の韓国での販売台数は3万5429台で、日本で販売された韓国車の197倍に上った。

韓国輸入自動車協会によると、16年に韓国で最も売れた輸入車ブランドトップ10に、日本の3社の名前が挙がった。
7位レクサス(1万594台)、8位トヨタ(9265台)、10位ホンダ(6636台)だ。こうして韓国で日本車の販売好調が続く中、日本市場での韓国車の販売実績は惨たんたるものだ。
日本自動車輸入組合の統計によると、16年に日本で売れた韓国車はわずか180台で、54の輸入車ブランドの中では33位、シェアは0.05%だった。
販売1位はメルセデス・ベンツ(6万7495台)で、2位BMW(5万828台)、3位フォルクスワーゲン(4万7726台)など上位5位までをドイツ車が占めた。

現代車は、韓国完成車メーカーの中で唯一01年に日本に進出したが、
04年に販売台数2524台でピークを迎えた後は下落に転じ、
10年に日本市場での乗用車販売から正式に撤退した。進出当初は韓流ドラマ「冬のソナタ」の主演俳優ペ・ヨンジュンを広告モデルに起用したものの、市場開拓には至らなかった。
現代車の関係者は、「日本の消費者は自国ブランドへの愛着が強く、日本車の品質や安全性が非常に高水準ということもあり、外国ブランドが入り込むのが難しい」と説明した。
日本国内で販売される現代自動車ブランドで現在残るのはバスなどの商用車のみで、
10年以降、日本で売れた韓国製乗用車は、在日韓国公館で使用されるものか、一部の消費者が個人的に韓国で購入し日本で新車登録したものに限られる。