和歌山県田辺市で、下校途中の小学生女児にスプレーを吹き付け、大けがをさせたとして同県警田辺署に傷害容疑で逮捕された同市臨時職員、
宮下裕介容疑者(20)=同市新屋敷町=が、「(女児の)体に触ろうと思っていた」などと供述していることが22日、県警への取材で分かった。

 県警によると、宮下容疑者は当初、動機について、女児が車の前に飛び出してきたことに腹を立てたと説明していた。
しかし、その後の調べで、「女児の体に触ることが目的で、催涙スプレーをかけた
などと供述。直後に女児が泣いたため、現場から逃走したと説明しているという。

 同署は同日、宮下容疑者の容疑を強制わいせつ致傷容疑に切り替え、和歌山地検田辺支部に送検した。