保育園落下物:米軍、CH53Eヘリの部品と認める 飛行中の落下は「可能性低い」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/181598

 沖縄県宜野湾市内の保育園に、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの部品が落下したとみられる問題で、
米軍は8日、部品はCH53Eのものと認める一方、飛行中の機体から落下した可能性は低いとの認識を示した。
ポール・ロック米海兵隊太平洋基地司令官が富川盛武副知事と面会し、説明した。

 富川氏によると、ロック氏は「飛行中の機体から落ちたかは疑わしい」と説明。
「飛行場から200メートルしか離れておらず、別の要因が考えられる」と落下以外の可能性に言及したが具体的な説明は避けたという。

 富川氏は「県民は非常に不安に思っている」と述べ、米軍へ早急な事実解明を求めた。

 複数の関係者によると、米軍は(1)機体の部品は全てそろっており不足はない
(2)700フィート(約200メートル)上空から落下すれば部品、屋根ともに損傷する―などの理由を挙げ、落下の可能性を否定。
保育園で見つかった部品と、実際に使用している部品についているロープの結び目も異なるとの指摘もしているという。