おさらい

7日午前10時20分ごろ、沖縄県宜野湾市野嵩の普天間バプテスト教会に付属する緑ヶ丘保育園のトタン屋根に透明な筒が落下した。

周辺の上空では同日午前、オスプレイや米軍ヘリの訓練が行われているのが確認されていた。
筒には英語で「U.S.」と書かれており、米軍機から落下したとみられる。

落下物を確認した神谷武宏園長によると、落下当時、火薬のような焦げた匂いがしたという。

宜野湾署によると、落下物はプラスティック製の筒状の物1個。長さは約9・5センチ、直径は約7・5センチ、厚さは約8ミリ、重さは213グラムという。

神谷園長によると、筒は7日午前10時20分ごろ、1歳児が遊ぶ部屋のトタン屋根の上に落ちた。 同園の園児は62人、職員は11人で、園児らは午前10時ごろまでクリスマスの劇の練習をしていたが、練習が終わった後、園児数人が園庭で遊んでいたという。

筒がトタン屋根の上に落ちた際、「ドーン」という音がした。
その後、転がるような音がした後、室内にいた園児らは「わー」と驚いたような声を上げたという。

落下物からは焦げたような匂いがしたため、神谷園長は「危険だ」と思い、触るのをやめたという。

報道陣に対し、神谷園長は「子どもたちが遊んでいた園庭まで50センチのところだった。一歩間違えば、子どもたちが遊んでいる所に落ちていた。もしからしたら大変な事故になっていたかもしれない」と強い憤りをにじませた。
普段から米軍普天間飛行場の周辺を低空で飛行している状況に触れ、「やっぱり落ちたかという感じだ。今日もそうだが、上空をオスプレイがひっきりなしに飛んでくる」と話した。

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